調査士成功法則

渋瀬 清治の「調査士成功法則」これはその一部である!




【第1笑】 「時効」

 すべて法律は、その上に胡座をかくものを保護しない。だから、我々は法律を我がもののよ
うに自由自在に扱えるようにしておくことを考えたい。

 よって、事業経営の今日的課題である @他よりも良いものを A他よりも安く B他よりも
早く提供するには、いかに我々に有利に法律を援用するか。そこを考えてみよう。
 その点では、先輩には学ぶべき多くのものがあるであろう。曰く、

   「そんなに昔のことはもう忘れてしまいましたよ。」
   「もう、その当時の資料は無いですよ。」
   「私の土地では無いですからね。」
   「誰が土地を管理していたのですか。」
   「買われてから、いろいろ手を入れておられませんか。」
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「事故」が起きたら、「時効」をやんわりと主張するのが、先輩の教えなのです。




【第2笑】 「バックアップ」

 いまや、コンピューターを測量計算にも、申請書作製にも使っている人が多いと思われます。

(私がデータもなしに思い込んでいるだけなのかも知れないのですが、かといって私は連合会
のアンケートには答えていないので、連合会の統計が信用できないのを承知で利用して話を
進めるわけにも行かないので、あくまで洗脳目的的な表現であります。)

 またパソコン通信のNifty Serve のフリーソフトには、なななんと、タダで土地家屋調査士業
務処理ソフトが公開されている。

 今や、パソコン通信のインターネットは世界の3000万人が利用しているという時代なのであ
ります。勿論、ポルノも利用されているらしいのですが・・・・・・。  

 さて、ご同輩。このパーソナル・コンピューターなる「コンチュクショウ」は、ホンのささいなことで「プ
イ」とよそを向いてしまうというやっかいな生き物なのです。人類にもこういうのがいる!

 したがって、百戦錬磨の先輩なら常々やっておられる先行投資を、このコンピューターにもし
なければならないのです。つまり、金を使わなければ、付き合ってもらえないのであります。

 しかし、そこは異性と違い、このパソコンはミニ・スカートではなく、今は安くなったミニ・フロッ
ピーを買い与え続けるだけでよく働いてくれるのです。投資をするなら、コンピューターに。
 何が言いたいか、分からなくなってきました。心がよれよれになっているのでした。

 気を取り直して本論に。
 週に1回ナニをするのです。ナニとは何かというと、控え専用のフロッピーデスクに測量デー
タを丸ごとバックアップを取る作業をするのです。私の事務所では、土曜日をバックアップの日
と決めています。他には、雨が降って外業が出来ない日もバックアップの日です。

 この控え専用のフロッピーは、この時だけ、「金庫」の中から取り出してくるのです。金庫がな
いひとは、阪神大震災の教訓から判断すれば、事務所が1階なら保管する場所は2階にする
とか、工夫をする必要がありそうです。

 そして、月に1回、厳粛な儀式をしなければなりません。それは、控え専用のフロッピーを、保
管していた「金庫」から出して、事務所とは「別の場所」にある「自宅」に持って帰るのです。お
蔵入りにするのです。

 なぜ、月に1回かというと、6ヶ月に1回だとそのXデーを忘れてしまうのが第1の理由。それ
に家に持って帰るのを「癖」にしてしまわないとバックアップ自体が長続きしないから、月に1回
程度実行することにしている。

 そして日頃使っているフロッピーをバックアップ用に回し、まだ使われていない新品のフロッ
ピーにデータをコピーして日常のデータ処理用として使うのです。

 もっとも、測量データがある程度整理して保存してなければ、バックアップの意義はありませ
ん。

事務所のスタッフが辞めたため、データの区別が付かない事務所もありました。

 一例として私の事務所では、観測データをNo1〜500
              地図の読みとり値をNo501〜1000
              各種の交点計算など計算データをNo1001〜

また、多角測量点データを10間隔(刻み)で入力することにしていますが、例えば
              既知の図根点データをNo10010〜
              新たに作った結合多角点データをNo20010〜
              任意座標で作った多角測量点データをNo50010〜

 あるいは、データの名称に使う記号を事務所内で統一しておくとかも良い方法でしょう。




【第3笑】 見合い写真

 なぜ、「見合い写真」のことが、我が格調高き土地家屋調査士会の書物の中に出てこなけれ
ばならないか。残念ながら、それは私にも分からない。

  しかし、出たとこ勝負の自由恋愛では、この仕事、長続きはしないらしいのである。
  その場の「一時の熱」に犯されると、当たりはずれがあるらしいのです。
化粧や服装のファッションで、いとも簡単に”だまされるらしい”!!のです。
 だからというわけで、過去の交友関係や身長体重などの情報を集めなければならないらしい
のです。

  とりわけ重要なのが、現地で「お見合したときの様子」を写した写真の存在なのです。
私などは、見合い会場の下見の時から写真を撮り始め、デートの様子や大地の穴掘り・太い
杭の埋め込みの様子など、記憶に頼らず「記録」に頼る事にしています。

 これで、10年経っても初心(写真)に帰ることが出来るのです。




【第4笑】 距離感の違い

 事務所に若い女性が入ってきた。当然初心者であるから、いろいろと指示をすることになる。
ところが、今度の女性は、ひと味(まだ食べてはいません。念のため)違っている。説明を聞く
時の距離感が今までの女性と違うのである。

  通常、人間には、気を許した者にだけ近寄らせ、それ以外の人間に対してはこれ以上は近
寄らせないという一定の距離を取るものと言われている。

 ところが、彼女にはないのである。顔を20cmぐらいまで近寄らせるのである。
俺も男だ!!。

 いけない。

 話を仕事に戻そう。ある時モメ事で、警察から現場で説明をして欲しいと言われて出かけたこ
とがある。
 警察官から、ここからあそこまでどのぐらいの距離があるかと尋ねられた。そこはプロである
から、日頃から距離感は養成してある。
 問題を提起した人間にも同じ質問がなされた。私と彼とでは2倍の開きがあった。回転距離
メーターで測ったところ、当然のこととして、私のカンが実際と2〜3mしか違わなかった。
 それで、相手の主張は、警察官の取り上げることにならなかった。

  光波測距儀があれば、いとも簡単に距離が測れるようになっているので、機械慣れしたご同
業の方々の中でも若い方々は、歩測や目測の訓練をしていないと思う。つまり、距離感が養わ
れていないのでは無かろうか。

 とすれば、距離感を養う必要など無いくだんの女性に、男性との距離感を保つことを求めて
も、無駄なことかもしれない。

 しかし、私には距離感が身に付いている。彼女は私に気があるのではないかとつい考えてし
まう。

決して、私が彼女の父親と同じ年齢であるからなどとは考えていない。どうしようか・・・・。




【第5笑】 ミラーポールの水準器

 いつもお世話になっているポールである。真っ直ぐかどうかはいつも上から見ているので、知
っている。それに今までポールを使っていて不便が生じたことは無い。ときどき思うように伸縮
しないのが困りものではあるが。 

 それに、どうも相性があるらしい。ワンタッチではめられるので何とも思っていなかったのが
正直なところ。しかし最近使いすぎて古くなったのか、少しゆるめになったとは思っていた。

 ところがである。新しいポールにはめてみると、なんと、見た目で分かるほどに、ポールが斜
めに立つではないか。新しいものと古いものとでは、相性が悪そうなことがわかった。

 そこで、トランシットを2台使って、直角二方向からポールを見てみることにした。

 円型気泡管が垂直を示すようにしておいて、見てみるのである。
 すると、またしても、「なんと」なのであった。しかも、3本あったミラーポール毎にその程度が
違うのである。ということは、ポール毎に専用の水準器をきめておいて、他との組み合わせ利
用を禁止しなければならないのであった。
 しかも、1本については、伸縮部分にガタがきており、垂直が保てないのであった。
 
 そこで新しいポールを注文したのであるが、私の一物も新品の注文ができればいいのになあ
ー。 




【第6笑】 求心望遠鏡

 ゆるパンやふんどしを使っている世代には、下げ振りの扱いが苦にならないだろうが、ブリー
フをはくようになった世代には、下げ振りは扱いにくいものであるらしい。

 それが証拠に、トランシットを据えるとき、下げ振りを使わないのである。代わりに、求心望遠
鏡を使って、整準する。確かに重いし、長い紐付きの部品は扱いにくいものだ。

 ところがである。この求心望遠鏡に、一切の疑いを持たず、したがって調整はおろか、その
適正な使い方なるものにも一切の関心を示さず、取り扱い説明書を読んだこともなく、測量の
本のその部分を使う身になって開いたこともないというのである。

 いや正確には違う。その話をすると、黙ってしまうのである。下げ振りに自信が無いのであ
る。

そして、求心望遠鏡に対する自信を傷つけられたのである。

 しかし、私の事務所では違う。ときどき、トラバース計算や、放射観測データの再観測の際
に、この問題が、出てくる。同じ点に機械を据えて観測したのに、XYデータを比較するとわず
かであるがある方向に傾向を持ったズレが出ていることがある。

 ミラーのせいなら、こんな事は無いはずというわけで、どの機械を使ったかを調べて、求心望
遠鏡を調べてみると、鋲の十字が望遠鏡の十字線の中心からずれる事がある。

 定期的な調整に出してはいるつもりでも、調整に出さなければならないこと自体、機械には調
整するべき部分が多いということになる。

 それに一番いけないのが、調整に出したら、ずれることである。薮医者というがごとく、メーカ
ーの調整担当者にも、薮がいるらしいのである。

 調整がちゃんと出来ているかどうかを点検する能力が、我が身を自分で守っていくためには
必要なのである。

 昔の技術立国日本はどこにいったのであろう・・・・。




【第7笑】 スタッフ指さし

 愛媛の2級基準点大好き部隊の活躍を読んでいたら、スタッフ指さし確認の話が出ていた。

 さすが、誤差を排除しようと心がけるプロは違う。基本を守るのである。細かい神経の使いど
ころを心得ている。何種類もの「誤差や間違い」が発生する可能性がある「作業や機械」の組
み合わせと積み重ねで、データが出来ることを心得ているのである。

 その点、我々の先輩調査士は違う。神経の使いどころが違うのである。日常会話からして、
「アレ」にしようとか、「ソレ」がいいとかの「指示代名詞」。あるいは「入っている。」・・ナニが入
っているのかしらねー。

 こんな調子であるから、測量作業の各段階で出てくる言葉ではなく、成果として出来上がった
データの、誤差の種類を示す言葉である、「位置誤差」「辺長誤差」「面積誤差」が口からは出
ないで、単に「誤差の範囲内に入っている。」といっていることもある。

  言葉が使い分けられるということは、言葉の持つイメージをしっかり持っていることになる。
そしてそのイメージは、いつでも必要に応じて頭に浮かんできて、ミスを防いでくれるのである。

 しかも測量に向かうときに何を考えているのであろうか。申請書の提出期限や、添付書類の
集まり具合、集金日、立会日のことである。

 誤差をなくすには、どういう手順で仕事をすればいいか。ではなく、いかに早く、要領よく測量
を終わらせて事務所に帰るかを考えているのである。

 だから、スタッフの目盛を指で指して確認すると同じように、測量作業中に一つ一つの動作を
確認しながら、注意深く、測点一点毎に頭の中の図面に、境界線を引いて見ながら作業をする
など、やってもいないし、考えたこともないのである。

 かがんで、測点に直接指を触れて、ここにポールを立ててくれ。この点とこの点を使ってここ
に交点を作る。というふうに指を使って地面に線を引いてみる事などをやっていれば、「本人の
気付かない」ミスは確実に発生しなくなることを保証できる。 

 「右手」は「考える」脳である左脳に直結しているのである。「指さし」がミスから身を守る。




【第8笑】 図化機はずぼら

 図化機は素晴らしい。1/500の図面で、10cm角のコンクリート杭の中心を測って作った図面
と、縁を測って作った図面を重ねると、その5cmの違いがズレとしてハッキリわかる。素晴らし
い。

 私の事務所では、はじめて現地に行って、一番最初に測って作った現況図的な図面を大切
に、しかも仕事が終わるまで比較用の、ミス発見用の図面として利用している。
  そんなことが出来るのも、図化機の精度の高さのおかげである。

 ところが、精度の高さのせいで、逆に他人にミスを発見されることもある。
分筆が行われたばかりの土地で、再分筆を購入した人から頼まれた。現地の状況を知るため
に、手当たり次第に、地形地物を測量してきて作図。登記所に備え付けられたばかりの測量
図と比較をすると、わずかにずれるところがある。

 現地に再度行ってみてその原因を調べてみるが、わからない。そこで備付測量図を詳細に
検討してみると、一定の傾向があることが分かった。これは、図化機がおかしいのではないか
と当たりを付けて、作製した事務所に電話をしてみる。

 調子は悪くないと言う。実は、コレコレで、どうも図化機のせいではないかと思うので調べて欲
しいと伝える。ややしばらくして、電話が入る。

 ペン先にガタが来て曲がっていた。との内容であった。

 またこんなこともあった。公共嘱託で受託したJRの図面。線の太さを変えて描画するように
定められているので、ある事務所では、複数のペンホルダーにペンをセットして図化機を使っ
た。  私の事務所では、一つのペンホルダーしか使わないことにしているので、同じ太さの線
を引く部分だけをまとめて描かせる方法を取った。したがって、ペンホルダーがむちゃくちゃの
ように見える動きをする。一種類の線を引き終わってから、ペンを換えるのである。

 こうして出来上がった2つの図面をチェックのために重ねてみると、わずかではあるがズレが
ある。原因は当然どちらかの図化機の調整不足か、反復精度の問題である。

  よく使う顕微鏡とペンとのオフセット値には、共に問題はなかったが、複数のペンを使った方
では、ペン2と顕微鏡のオフセット値が調整されていなかったのである。このオフセット値は、一
度機械を導入したときに調整したままで、どういう調整内容だったか忘れてしまっていることが
多いのではなかろうか。したがって、日常使うときにはオフセット値の存在すらわすれているの
である。 ペン2を使うに際しても、なんの疑問も湧かなかったのである。

 使い慣れた機械や、道具ほど頼り切っているので、使うことにばかり頭を巡らしがちである。
 日々成長する子供の変化に気がつかないのと同じで、日々劣化していく機械の変化にも気
付かないことが多いと思われる。図化機にずぼらは禁物である。

  頼っている機械ほど、週に1回か、最低月に1回は点検し、掃除し、調整をしたいものであ
る。




【第9笑】 オールインワン

 このタイトルを見て、ホールインワンと読んだ人はゴルフ好きの人。なんの事だと思った人
は、ゴルフをしない仕事の虫である????

 この言葉は私の事務所での書類や図面の作製方針を表したものです。つまり、あれこれの
複数の資料を見ないと、知りたいことが分からないようでは、ミスの元であると考えるからだ。

 知りたい情報を1枚や1葉の中に盛り込むことを意味している。例えば、登記簿の閲覧資料
のまとめ方は次のようなものである。オールインワン。 

  まず1行おきに、閲覧すべき項目が登記簿の順序どおりに1行の中に配置してある用紙を印
刷しておく。

 この用紙を使って閲覧が済んだら、利害関係者として署名を求める必要がありそうな人の家
族全員の住民票を請求して、現住所を調べる。これは本人が立会しない場合の準備である。
また死亡していたら相続人を調べるため、戸籍類も請求する。

 その異同を空白行にメモし、近くの関係者についてはその電話番号を調べて、同じくメモす
る。

そして、ゼンリンの地図で利害関係者の住所地周辺をコピーしておく。

 これが第一段階で、可能な限りの情報を1枚の閲覧用紙に記入しておくのである。 

 次にこの結果を踏まえて、公図や地図の一筆毎に「小字、3地、所有者、電話番号」を記入
する。地図だけでも知りたい情報の全てが入っていることを目指しているのである。オールイン
ワン。

 大字は土地勘で分かるから良いが、小字は分からないので記入しておく。これはまた小字か
らその土地の過去の災害歴などが分かるから大切な情報源である。そして地番、地目、地
積、所有者、電話番号を記入する。

 記入済みの地図を2部コピーして、所有者毎に「着色」をする。これは、同一所有者がどこと
どこの土地を持っているかを、一目瞭然に見て取るためである。この着色図面は、依頼者にも
一部を立会の現場などで渡すことにしている。立会や測量図の作製など幅広く役立っている。

 また地積測量図のまとめかたでは、次のようにしている。オールインワン。
 図と表を見比べなければ、どこにどんな境界標が入っているか、この点の座標値はいくらか
分からないのは、不便このうえない。そこでオールインワンを考える。

  まず、筆界点のマークは、「丸かいてチョン」だけではなく、「中程度の大きさの鋲」が丸に+
印、「基準点用の鋲」が二重丸、「金属板」が四角のマーク、「プラスチック杭」が四角に×印、「コ
ンクリート杭」が四角に+印、そして「木杭」は+印のみ。これらの内で図面中に使ったものだ
けを方位の下に、凡例として書いておく。別紙実例を参照して下さい。

 トラバース点の座標値は、その標識の種類と共に、そのマークの横に記入しておく。

 また、筆界線の左右で高低差がある場合には、分筆後に直ちに工事が行われる土地以外
は、なるべく1筆毎に「断面図」を書くようにしている。これは、その土地を購入した人の身にな
って考えたところ、必要であると判断したためである。その際、水路には着色をしておく。
 また点の記の平面図で、水路と道とが並行しているときにも、水路に水色、道に赤色を付け
ておく。平行線が何本も引いてある図面は見ずらいからである。

 なお、断面図や点の記に出てくる地形図の図式について、知っているものには一目瞭然であ
るが、知らないものには、区別が付かない飾りでしかない。日調連の調査・測量要領の図式は
話にならないので、点のマークと同時に、会で図式を統一施行するのが良いかも知れない。

 とりあえずは、凡例として、図面中に入れておいた方が良いかも知れない。
 
  それから、ひとつつけ加えておくと、私の図面には辺長が入っていない。これはその必要を感
じたことがほとんどないため、求積表に記入しておくに止めている。必要があれば、別に辺長
図だけを作製した方が良いと思っているからでもある。実際いままで辺長が問題になるときに
は、1/100か1/200の縮尺の図面を同時に求められるケースが殆どであった。




【第10笑】 提案

 筆界の確認作業が重要視されている。そこで、立会の様子を写真に撮ったものを、地積測
量図にコピーしておくことをお薦めする。これは全員が写ったものが1枚あればいい。

  つぎは土地家屋調査士専業者用の提案である。
 分筆図を作製するときに、別に分筆後の一筆毎の図面を図化機で描かせ、謄本を取るよう
に依頼されたときに、この謄本にこの一筆図を引っ付けてホッチキスで留め、調査士の印鑑で謄
本との間に契印をし、奥書証明文「この図面は、謄本表示の一筆の図面であることに相違な
い。土地家屋調査士渋瀬 清治 職印」としておく。

 司法書士に謄本を取らせたときと、調査士に謄本を取らせたときとでは、違うということを依
頼者に認識させて、存在感を示すことが出来るのである。

 地図がある地区の土地家屋調査士に提案。
 測量に行ったときには必ず、家の位置を公共座標で測ってくることである。
そのデータが分筆計算の時に役立つのは勿論、将来、家の登記でもその位置を座標で押さ
え、その座標を使って求積するほうが便利という時代が来るはずであるから、いまからその訓
練にもなる。 技術の蓄積が他と差をつける。泥縄式は避けたいものである。 




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